音楽、音楽、そして音楽、とスタッフと出来事と、少々・・・♪

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 2001年よりイタリア、そして現在はドイツにてリュートの研鑽に励む演奏家、太田さんのコンサートに行ってきました。
前歴は知る方も多いと思いますが、簡単に言うと松下門下生の筆頭です。彼を境に、若手の遠征が増え、質共に向上し始めた境目の演奏家でもあります。

 今回は、パートナーの中島さん(フルート・トラヴェルソ)をお迎えして、ルネサンスバロック各自時代に流行った今日をデュオで楽しませていただきました。

 感想としてまず、全ての曲が短い。楽章編成であったとしても、いわゆる現代のオケのそれと比べると、圧倒的に時間が短い。そして曲調が明快である。それもこれも、楽器の性能のせいなのか、時代なのか、定かではありませんが、少なくとも、長い時代をへて今の楽器がある以上、その基本形であった楽器の構成、及び方向性に関するレクチャー的なものを体験できた事は、とても有意義な時間でした。

 解説にもありましたが、ともかくルネサンス期というものは、欧州の一部は永期に渡り、宗教色で固められた時代でもあったようで、その影響を色濃く受けていたそうです。楽器にしても単純な構造で、フルートという言葉からは金属を創造しがちですが、この時代は木管、しかも単純なパイプ的な物に穴が開いただけという、シンプルというにはあまりにも?と思えてしまう形状でした。実演していただいた中島さんの腕があればこそですが、現在フルートをかじっている方であれば、漏れなく拝聴する事をお奨めします。もちろん、バロック期のフルート・トラヴェルソもですが、聴き比べることによる音の広がりと、中心にある音の意味合いの違いについて、素人ながら実にわかりやすい比較を体験させていただけた事に感謝しております。どうしても現代の楽器の性能上の比較を前提に音楽が語られがちですが、ピアノにしても同じ事が言われるわけですが、当時のバランスを今の楽器で再現すると、単純に「うるさい!」。しかも、音色が多彩になりすぎた分、無駄な装飾音が多く、その良し悪しを語る時点で全てが違うと思える程に、この時代は純粋にシンプルだったようです。もっとも、この時代にピアノはありませんが。

 比較論という素人が聴いてもわかりやすい、かつ馴染みやすい作品のありかたを、現在の日本で今後のどのように展開していくのか?それが彼の課題の一つでもあるようですが、まず何よりもルネサンス等の言葉への誤解を何とかするほうが先かも知れませんがw

 今回はもう一つ、会場がなじみの居酒屋さんであった点、これは趣向としては面白かったと思います。
貴族の宴会の席での娯楽的発想であれば、これはこれでありなんでしょうね。次回以降のネタにも期待したいところです。ただ、個人的に聴いていて思ったことは、やはり宗教音楽である以上、教会で聞く事は素直な反応に繋がるものなのかも?と思いましたが、反響の良い場所であれば、あるいは打ちっぱなしのコンクリート的な室内でも良いのかもしれませんし、もっとキャパを狭めた限定の場所であればと考えた次第です。

 次回の帰国がいつになるのかは不明ですが、律儀に直前にお声がけをいただけたことに感謝しております。
継続したシリーズで、今後とも楽しみにしております。また、近隣での演奏会情報があれば、事前にお知らせいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ。

 お二人とも、大変素晴らしい演奏とMC、そして素敵な歌声、お疲れ様でした♪
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【2014/09/11 00:12】 | 出来事(イベント偏)
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http://projectshamrock.blog.jp/archives/1004719639.html

 現在、スペインにギターで留学中の加藤さんの一時帰国を理由に結成された、ある意味今がシュンであり、ウイウイしさとの境目に立つトリオの2日間のツアーに行ってきました。

 何もかもが完全に自主構成。
いかにも当たり前でしょ?みたいな空気を持ってくる方がいますが、企画・運営・進行・選曲・その他を、出来たばかりの面子で埋めるのは、かなりの力量が必要なんです。まして、自主公演ですので、間違っても発表会ではございません。
ここをよく誤解される方々が多いのは、いささか驚かされます。そもそも、発表会ゴトキで金を取る輩が「プロ」ですか?笑い話にもなりませんよ、全くw田舎では良くある事ですが、発表会と演奏会では意味が違い過ぎますので、そこはご理解いただきたいものです。

 さて、彼女達は、各師匠に応援こそお願いしましたが、他は自主的にアイディアを出し合い、そして一つの結果として、今までに無かった物を仕上げた形になりました。その証人が、各師匠達と、それを長く聴かれてきた大勢のお客様の一致した感想でした。仮に、何かを事前調整していたら、その分における安心感はあったでしょう。しかし、その全てを緊張感に変えた事実のみ、今回の功績として大きくたたえられるべきだと、私個人は考えております。

 プログラムに関しては、とても興味深い曲が多々ありました。
特にトリオでのバッハは、今まで聴いたスタイルの中では、もっとも軽やかにしてバランスの取れた音作りであったように思います。流石に時間の制約が大きく、細かな所は2日目と違った空気になりましたが、両日の集中力は万全だったと思います。何よりも、2日間共に満席超え、おそらく正規のホールであれば120名以上の方々にご来場いただけたかと思います。この点のみ、しかし憶測になりますが、トータルはざっとこんな感じです。

 成長を確認するという言葉を一言も発しなかった松下、池田両師匠。それだけに弟子の方向性を絶対的に信用しているという事なのでしょう。運営に関するお手伝いも、当方としては皆無に等しく、主体性という意味では申し分の無い状況だったと思います。

 今後の時間経過で、各位の成長と方向性の違いが、また新たな音楽を作り出すべく、良い方向に作用してくれる事を切に願っております。最も、こればかりはその後のお話ですので、また次回に期待したいと思います。


 一点だけ。彼等はクラシックのギタリストとして、現在日々研鑽を積んでおります。そして先々、或いは来年にでも大きなステージを迎えるチャンスがめぐってくるかもしれません。その際は、本人が何を今回の目的にしているか?これをしっかり聞いてあげてください。簡単な意識付けですが、最も重要で、最も難しい事でもあります。そしてこれが次の一線への境目になると思います。主体性を持つ若手の発言、どうなるかはその時のお楽しみという事で、継続して、しばしお待ちくださいませ。

 関係者皆様、そしてFb上で遠隔地よりご支援、ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
どうやら、次の扉には辿り着けましたので、ここでご報告申し上げます。

お疲れ様でした。


Triio llos Jovenes(トリオ・ロス・ホベネス)

メンバー:

壇 遼
http://harukadan.com/

加藤 優太
https://www.youtube.com/channel/UC6HoMnKejaWzChcgOjWONYw

河内 健晟


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【2014/09/10 23:28】 | 出来事(イベント偏)
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 毎年でもありませんが、今回も【木下尊惇フォルクローレ・コンサート】開催されました。福岡、宮崎、大分、北九州と北部九州からスタートでしたが、予想外の天気で移動が大変だったようです。

 もう10年以上になるのでしょうか?木下氏との出会いは。
ギタリストとしての演奏はもちろんですが、ボリビア時代からの蓄積であるフォルクローレに対する活動範囲の広さという点で、日本人がわかりやすく興味を持ちやすい組み立てというものが、どうやら存在するようです。知識、技術は必要ですが、それ以前に風土にあった音楽を提供するための何か?これを常に追い続けられている感覚は、滅多に見られない、純粋な意味での民俗音楽継承者なのでしょう。まずは触れてみる、その入り口への誘い水の選び方と書くと語弊がありますが、いつの間にか引き寄せられている感覚には驚かされるばかりです。

 今回の福岡、じつは縦石さんのお教室主催によるもので、彼も先生業を兼ねながら演奏家としての道を、コツコツですが積み上げているようです。ちなみに今回、彼はチャランゴ(ボリビアのマンドリン的な楽器で、古い物はセがアルマジロで出来ています)に挑戦!見事な演奏を披露してくれました。ゲストは松下隆二氏、もはやこの九州ツアーには欠かせない存在となりました。

 民俗音楽を教わりたい方の多くは形から入る方が多い中、きっかけを練習と思われる方も少なく無いようですが、まずは純粋に民俗音楽を楽しめる場所を探されてみては如何でしょうか?楽器だ形式だは確かに大事ですが、継続性という本質は別のものですので、苦痛を帯びる物への抵抗を少しでも無くす環境を探される事をお奨めします。後は成り行きで構いませんがw

 素朴さを感じられない演奏はある意味、機械的なそれと同じ感じがする事に気が付いた今回、木下氏の寛容さという部分にあらためて触れることが出来た有意義な時間に感謝しております。

関係者皆様、お疲れ様でした♪

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【2014/09/10 01:29】 | 出来事(イベント偏)
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http://projectshamrock.blog.jp/archives/1004292193.html

 昨年の暮れに出会い、そしてまた次回!という口約束の元、次の出会いを楽しみにしていた矢先に、パンデイロッカー小澤氏死去の報が届く。関係者はもちろん、内外で関連した皆のショックははかり知れないものであり、またそれだけ貴重な功績を残された偉大な演奏家でもあったわけである。

 その後、各地の追悼企画はスムーズに行われ、我々が遭遇した1面である【pps】もまた、お礼の旅として今回の演奏を企画されたものだった。

 お客様は満席越え!
場所も平尾のアドリアーノという、ある意味何でもあり!な会場でのスタート。松下氏、この日のために新機材を投入。これでアコギでも対応可能なチャンネルを手に入れました。ナベさんのペットの音、ヤーソさんの7弦、この組み合わせも今回が最後なのか?と思いつつ、前回のライブをしみじみと思い出しながら、目の前の時間がゆったりと流れていった1日となりました。

 今回でppsは活動停止なのかどうか?定かではありませんが、少なくとも某広島の御大は「今回のこれもアリなんじゃないんかね?」とのお言葉が出ておりました。もしかしたら、不定期で再生かも?です。

何はともあれ、ツアーお疲れ様でした。
そしてとりあえずですが、今までありがとうございました。また次回のご縁を待ちつつ、備えたいと思います。

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【2014/09/10 01:12】 | 出来事(イベント偏)
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気が付けば9月です。

そしてこのイベントは7月に行われたものです。
http://projectshamrock.blog.jp/archives/1004503501.html

当初は、レオナルド氏とのデュオでしたが、氏のアクシデントにより、急遽池田氏のソロに変更とさせていただきました。
急ではありましたが、如何せん事情がこういうことでしたので、申し訳ございません。

当日はありがたいことに満席!
プログラム的な面でも、知らない方にも楽しんでいただけるための要素としては、十二分に聴き応えのある内容だったと思います。

 次回、デュオでのリベンジを期待しつつ、今は一刻も早く、レオナルド氏の現場復帰を待ちたいと思います。


予断ですが、博多南駅前に2014年4月にオープンしましたPatio(パティオ)での、出演者ではありませんが、自主企画等をお待ちしております。会場の使用に関するお問合せなどございましたら、下記へご一報ください。
よろしくお願いいたします。


〒811-1213
福岡県筑紫郡那珂川町中原3丁目127
グランカーザ・エテシア 2F
TEL 092-953-2411
月~土 10:30~24:00
(L.O.23:30、ドリンクL.O.23:30)
http://blog.livedoor.jp/coffee_and_ber_patio/

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【2014/09/10 01:03】 | 出来事(イベント偏)
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